角質はケラチンという蛋白質からできていて、角質細胞は平べったいパイ生地のようなかたち
をしています。この細胞は死んだ細胞で核はありません。だからこそ平気で皮膚を外にさらす
ことができるのです。もしこの細胞が生きているのなら、外から受けるちょっとした刺激にも敏感
に反応し、全身がいつもピリピリして痛く感じるでしょう。死んだ細胞が厚い壁となって外からの
刺激から真皮を保護しているのです。角質の働きとしては、他にも水分保持があげられます。外
から水分が侵入するのを防御するのと同時に体内から水分が外にでるのを防ぎます。人間の皮
膚に含まれる水分量は10?20%が理想的といわれています。 しかし、年をとるにつれてその
働きは衰えてきます。またさまざまな外的、内的要因によっても、水分は蒸発し、その結果、角質
層の水分量は少なくなります。具体的には水分量が10%以下になると皮膚は乾燥して、肌がか
さついたり、はりやつやがなくなります。
化粧品のメーカーによっては角質は少しでも早くとった方が良いという意見もあります。しかし、
これは医学的には間違っているそうです。角質は自然にはがれていくもので、それを無理矢理
早くとったからといって新しい皮膚がよけいに生まれるというものではありません。むしろ皮膚は
ダメージを受けてしばらくは正常な機能を果たせなくなってしまうでしょう。ですからお風呂であま
りゴシゴシと強く体を洗いすぎるのはやめましょうネ。少々力を入れて角質をとっても大丈夫なの
は、ひどい脂性の人、ニキビ症の人くらいです。でも無理矢理はいけませんヨ、スクラブで洗顔
するときも力を入れていいのは他の部分より角質の厚いTソーンだけです。
アドバイス:
角質がたまると透明感がなく、くすんだ感じになってしまいます。角質が固くなるので化粧品をつ
けても油分、水分がうまく吸収する事ができず、小ジワができやすく、また毛穴がふさがれやすい
ためにニキビもできやすくなってしまいます。そんなときは、いきなり焦ってスクラブでゴシゴシしな
いで普段使っている洗顔料のチェックをしてみてください。もしかしたらあなたにとっては洗浄力が
弱いのかもしれません。
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