EDは、ストレスなどの”精神的なもの”とあきらめている方は案外多いものです。たしかに精神
的な原因もありますが、その他に血管や神経系などの障害も原因になるようです。たとえば、
糖尿病、高血圧症、心臓病などの血管の病気がありますし、うつ病、薬物治療、手術やけが
などもそうです。また、喫煙、飲酒などの生活習慣が、EDの原因になる場合もあります。
EDは、中高年になると増えますが、年齢とは直接的に関係がなく、以上のような原因の結果
として起こると考えられています。
《 EDの主な原因 》
●糖尿病、高血圧症、心臓病、高脂血症(陰茎(ベニス)の血管に影響を及ぼし、十分な血液
が流入しないため)
●前立腺の手術や脊髄神経のけが・外傷(中枢神経と陰茎の神経のつながりに影響するため)
●EDを引き起こす薬物(一部の降圧剤やうつ病治療薬などの副作用として)
●喫煙、飲酒、ストレス(これらの生活習慣から)
EDの分類としては器質性、心因性、混合性に分けられる。EDは加齢とともに増える傾向にあ
るが、これは加齢とともに心疾患、糖尿病、高血圧、高脂血症などの基礎疾患が増えることや、
これらの基礎疾患を治療するにあたって服用される降圧薬、抗うつ薬、血糖降下剤などの薬剤
の使用も原因となりうる。その他の要因としては、喫煙、過剰なアルコール摂取、ストレス、あるい
は骨盤外傷、骨盤神経叢に影響を及ぼす手術(前立腺摘出手術等)などがあげられる。
EDの治療法としては、原因となる薬物の中止、心理療法、経口薬、陰圧式勃起法などの非侵
襲的治療法があり、侵襲的治療法としては海綿体注射、プロステーシス手術、動脈・静脈の手
術などが行われる。しかし、後者が適用されるケースは稀であろう。経口の治療薬であるバイアグ
ラは硝酸剤との併用を避け、相互作用あるいは視覚障害などに注意をはらうなど、服薬上の留
意点を守って使用すれば簡便さもあり有用性は高いと思われる。
喫煙、飲酒、ストレス これらの生活習慣から・・・・。
●ストレスや不安な気持ちをもつと、性的刺激を減退させます。心身をリラックスさせる方法を
学びましょう。運動やダンスなどあなたに適していれば、どんな方法でもかまいません。適度
な運動は血圧を下げたり、体重を落とすなど、血液循環を改善するのに有効です。
●アルコールは中枢神経を抑制するように働きます。気持ちをリラックスさせる効果はあります
が、量をすぎると、勃起の機能を妨げることがあるので、控えめにしましょう。
●たばこは、血液循環に悪影響をもたらします。たばこをお吸いでしたら、やめましょう。
中高年になると、EDになる人が増えるのは事実です。これは、高齢になるほど糖尿病、高血
圧症、心臓病といったEDを引き起こす病気が多くなったり、さまざまな治療薬を服用する機会
が増えたりするからといえます。つまり、加齢(老化)はEDの危険因子のひとつになりますが、
加齢=ED ということではありません。誤解しないでください。
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